犬のうんちがやわらかい?犬の下痢の原因と予防方法

コラム

犬の飼い主にとって、ウンチの状態は愛犬の健康のバロメーターです。
ここでは、犬のやわらかいウンチや下痢の原因と予防方法について詳しく解説します!犬のウンチの状態がいつもと違う時には、ぜひ参考にしてください。

犬のうんちの健康状態を知ろう!

理想的な犬のうんちとは?

愛犬のうんちは、健康状態を知るための重要な指標です。
理想的なうんちは、小さめで、湿っていて、拾ったときに形が崩れないことがポイントです。
しかし、下痢や軟便になることもあります。

また、犬のうんちは、その大きさや形に個体差がありますが、一般的には1日1~2回排便します。

もし、愛犬のうんちが軟便になったら、まずは様子を観察しましょう。しかし、軟便が続く場合や、他の症状(嘔吐、食欲不振、元気がないなど)が見られる場合は、できるだけ早く動物病院を受診してください。

犬が軟便の原因は?

犬のうんちが柔らかくなる原因は様々です。よくある原因をいくつかご紹介します。

  • 季節の変わり目
  • 食事の変化
  • ストレス
  • ウイルスや細菌感染
  • 寄生虫感染・病気
  • 誤飲や誤食

上記以外にも、薬の副作用などでも下痢を起こすことがあります。

犬が下痢の時の主な原因

季節の変わり目

人間は、季節の変わり目で体調を崩しやすいと言われていますが、実は、犬の体にも負担がかかりやすくなります。特に、寒暖差が激しい時期や、日照時間が短くなる秋から冬にかけては、犬の抵抗力が低下し、下痢を起こしやすくなります。

季節の変わり目に下痢を起こしやすい犬は、以下の特徴があります。

幼犬や老犬: 免疫力が弱いため、体調の変化に敏感です。
室内犬: 外出する機会が少ないため、季節の変化に慣れにくいです。
肥満犬: 栄養過多や運動不足により、体力が低下しています。

食事がもたらす下痢

フードが合わない

愛犬に合わないフードに切り替えると下痢になってしまうことがあります。フードを切り替える際は時間をかけて量を調節し、愛犬の様子を見ながら行いましょう。

食べ過ぎ

犬は食欲旺盛で、満腹でも食べてしまう傾向があります。食べ過ぎると、食べたものが腸内で十分に消化しきれず、下痢になってしまうことがあります。愛犬に適切な量を与えましょう。

食物アレルギー

その犬にとってアレルゲンとなる食品を摂取するとアレルギー反応を起こし、下痢を含めたさまざまな症状が起きます。

ストレス

犬は非常に敏感な動物であり、環境の変化や人間との関係によってストレスを感じることがあります。過度のストレスは消化不良や腸の蠕動運動の低下を引き起こし、軟便や下痢につながる可能性があります。

犬がストレスを感じているサインには、以下のものがあります。

  • 過度な鳴き声や吠え声
  • 落ち着きのなさや破壊行動
  • 食欲不振や過食
  • 震えやよだれ過多
  • 引っ掻きや舐め

もし、犬がこれらのサインを見せている場合は、ストレスの原因を探り、適切な対処をすることが大切です。ストレス軽減のために、以下のような対策を検討してみましょう。

  • 規則正しい生活リズム
  • 十分な運動量
  • ストレス解消のための遊び
  • 安定した人間関係
  • 落ち着ける場所の確保

ウイルスや細菌感染

ウイルスや細菌感染は、犬の軟便を引き起こす一つの原因です。これらの感染症は、犬に不快感をもたらすだけでなく、脱水症状などの深刻な合併症を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。

<ウイルス感染>

  • パルボウイルス: 子犬に致命的な感染症を引き起こす可能性があり、激しい下痢、嘔吐、食欲不振などの症状が現れます。
  • アデノウイルス: 犬伝染性肝炎(CAV-1)、犬アデノウイルス2型(CAV-2)など複数のウイルスが含まれ、下痢、発熱、咳などの症状が現れます。

<細菌感染>

  • サルモネラ菌: 下痢、発熱、嘔吐などの症状を引き起こし、特に子犬や免疫力の弱い犬に危険です。
  • カンピロバクター菌: 下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。
  • 大腸菌: 健康な犬であれば通常は問題ありませんが、子犬や免疫力の弱い犬では下痢を引き起こす可能性があります。

上記のものは一部の原因です。ウイルスや細菌感染による下痢は、特に子犬や免疫力の弱い犬にとって危険なため、早期の診断と適切な治療が重要です。これらの疑いがある場合は、早急に獣医師に相談しましょう。

寄生虫感染・炎症性腸疾患

犬の下痢の原因として、寄生虫感染や病気が挙げられます。

寄生虫感染は、

・回虫
・鉤虫
・鞭虫
・条虫

などの寄生虫が犬の体内に寄生することによって引き起こされます。これらの寄生虫は、犬の消化管に寄生し、栄養を奪ったり、炎症を起こしたりすることで下痢を引き起こします。

炎症性腸疾患は、腸の慢性的な炎症によって引き起こされる病気で、下痢の他に、血便、腹痛、体重減少などの症状がみられます。

誤飲や誤食

犬は好奇心が旺盛で、何でも口に入れてしまう傾向があります。そのため、おもちゃ、食べ物以外のもの、有毒な物質などを誤って飲み込んでしまうことがあります。

誤飲や誤食が疑われる場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。誤飲したものの種類によっては、緊急の治療が必要になる場合があります。

誤飲や誤食を防ぐために、以下のことに気をつけましょう。

  • 犬が誤って飲み込んでしまいそうなものは、手の届かない場所に保管する。
  • 犬が遊んでいるおもちゃは、定期的にチェックして、壊れていないかを確認する。
  • 散歩中に犬が地面に落ちているものを拾い食いしないように、注意する。

誤飲や誤食の症状は、飲み込んだものの種類によって異なります。以下のような症状が見られた場合は、誤飲や誤食が疑われます。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲不振
  • 元気がない
  • 腹部膨満
  • 呼吸困難

誤飲や誤食を疑う場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。早期発見・早期治療が重要です。

犬の下痢時にすぐできる対処方法

食事を抜いて犬の胃腸を休ませる

下痢の場合、を抜くことで胃腸への負担を軽減し、回復を促すことができます。 しかし、絶食は逆に体調を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。

食物繊維を与えて犬の便を固める

食物繊維は、腸内環境を整え、便の量を増やすことで便を固める効果が期待できます。特に野菜・果実・海藻類などの不溶性食物繊維は、水分を吸収して便を固める働きが強いため、下痢の改善に役立ちます。

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続く下痢には速やかに獣医師にご相談ください

下痢が続く場合は、速やかに獣医師にご相談ください。特に、以下の症状が見られる場合は、緊急を要します。

【まとめ】犬のうんちがやわらかい時は、原因を知り、食事を見直してみましょう

愛犬の健康を守るためには、日頃から食事内容を見直し、ストレスを与えない環境作りを心がけましょう。また、愛犬のうんちの状態を毎日観察し、少しでも異変を感じたら、すぐに獣医師に相談するようにしましょう。

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