徹底解説!犬が食べてはいけないもの、危険な食べ物は?

コラム

犬を飼う上で大切なのは、愛犬の健康を守るために避けるべき食べ物を知ることです。うっかり与えてしまったりしないよう細心の注意が必要です。本記事では、犬が食べてはいけない危険な食べ物について詳しく解説します。

犬が絶対に食べてはいけない野菜は?

ねぎ類はとても危険

ねぎ、玉ねぎ、ニラなどのねぎ類は犬にとって非常に危険です。これらの野菜は、「アリルプロピルジスルフィド」という成分が含まれており、赤血球を壊すことで貧血や元気消失といった症状が表れます。少量でも中毒症状を引き起こすことがあるため、絶対に与えてはいけません。生で与えるのはもちろん、加熱をしても毒性は消失しません。最悪の場合中毒症状によって、呼吸困難・死に至ります。

犬にとって危険な魚介類

イカ、エビ、カニ、タコ、貝類などの魚介類

魚介類には「チアミナーゼ」という成分が含まれており、それによるビタミンB1欠乏症や、アニサキスによる食中毒を起こす可能性があります。特に生の状態で与えると危険ですので、注意が必要です。加熱処理をすれば消失しますが、イカやエビ、カニ、タコ、貝類などの魚介類はアレルギー反応を引き起こすことがありますので、与えすぎには注意が必要です。

果物で犬が食べてはいけないもの

ブドウとレーズン

ブドウやレーズンは犬に急性腎不全を引き起こすことが知られています。摂取後24時間以内に下痢や嘔吐などの中毒を起こす可能性があります。舐めてしまった程度であればそれほど危険性は高くありませんが、巨峰やマスカットなどの大きいブドウは1粒程度、レーズンは約10~15粒で症状が出るといわれています。

犬にとって危険な果物:アボカド

アボカドにはペルシンという成分が含まれており、これが犬にとって有毒です。摂取すると嘔吐や下痢を引き起こすことがあります少量でも呼吸困難を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

犬が避けるべき柑橘類

オレンジやレモンなどの柑橘類は、酸が強く犬の消化器系に負担をかけます。特に皮や種は危険ですので、与えないようにしましょう。まだ未熟の柑橘類に含まれる成分「アルカノイド」により中毒症状につながることもあるので、与える際は熟したものを選んでください。

犬が避けるべき動物性食品

生の卵白

生の卵白にはアビジンという成分が含まれており、ビオチンの吸収を妨ぎます。これにより、皮膚や毛並みのトラブルやサルモネラ菌による中毒症状を引き起こす可能性があります。ただし、アビジンは熱に弱いため、加熱すれば白身単体であげても問題ありません。
さらに黄身にはビオチンが含まれているため、全卵であれば生卵を食べても大丈夫といわれています。
1日に与える量は小型犬で多くても1/3個程度にしてください。
また、卵アレルギーを発症する可能性があるため与えすぎには注意しましょう。

牛乳

多くの犬は乳糖不耐症であり、牛乳を飲むと下痢や消化不良を起こすことがあります。さらに、アレルギーや肥満の原因にもなります。犬には水や専用のミルクを与えるようにしましょう。与える場合は1日10g程度にしましょう。

ハムやソーセージなどの加工食品

加工食品には塩分や保存料のような添加物が多く含まれており、犬の健康に悪影響を及ぼします。特に塩分過多は犬にとって有害ですので、避けるようにしましょう。

犬が口にしてはいけないその他の危険物

キシリトール

キシリトールはガムやキャンディに含まれている人工甘味料で、犬にとっては非常に有害です。摂取すると低血糖や肝不全を引き起こす可能性があります。体重1kgに対したった0.1gでも低血糖や嘔吐などの中毒症状を引き起こす可能性がありとても危険です。人間用のガムなどを犬の届く位置に置かないよう徹底しましょう。

銀杏

銀杏には「ギンコトキシン(メチルピリドキシン)」という神経毒の一種が含まれ、中毒を引き起こす可能性があり犬にとって危険です。摂取すると嘔吐や痙攣を引き起こすことがあります。

チョコレート

チョコレートにはテオブロミンという成分が含まれており、犬にとって非常に有毒です。少量でも中毒を引き起こす可能性があるため、絶対に与えないようにしましょう。初期症状としては下痢や嘔吐、進行すると死に至る可能性があります。犬の体重1kgに対し約500g、ダークチョコレートは体重1㎏に対しわずか5gほどで中毒症状を引き起こします。チョコレートの種類によって、症状を引き起こす量が異なるため注意が必要です。

アルコール、カフェイン

アルコールやカフェインは犬の神経系に悪影響を及ぼします。摂取すると嘔吐、下痢、震え、発作などを引き起こす可能性があり、非常に危険です。

人間の食べ物はワンちゃんの届かない場所に

犬が誤って人間の食べ物を食べないように、食べてはいけない食べ物は常に犬の届かない場所に保管するようにしましょう。

犬が中毒になったときの症状

中毒症状が現れるまでの時間

犬が中毒を起こした場合、症状が現れるまでの時間は摂取した物質や量によって異なりますが、24時間以内に現れることが多いです。誤飲に気が付いたら早急に対応することが重要です。

ワンちゃんが何かを食べたかを把握することが重要

犬が何かを誤って食べた場合、その内容や量を把握することが中毒症状を判断する上で重要です。

嘔吐 下痢

中毒を起こした犬は嘔吐や下痢をすることが多いです。これらの症状が見られた場合、すぐに対応が必要です。動物病院を受診しましょう。

元気がなくなる

犬が中毒を起こすと、元気がなくなり、食欲不振や倦怠感が見られることがあります。誤飲をしてしまい、普段と様子が違うと感じた場合は中毒症状を疑い早急に動物病院を受診しましょう。

貧血 痙攣

重篤な中毒の場合、貧血や痙攣が見られることがあります。これらの症状は緊急性が高いため、直ちに獣医に相談してください。

血便

血便が見られた場合は、中毒の可能性が高いです。ウンチを片付ける前に、色や硬さ、におい、異物が含まれていないかなど、うんちの状態を確認し念のため動物病院に持っていきましょう。

犬が中毒になったときの対処法

自宅での対処方法

摂取物・摂取量を確認する

犬がいつ、何をどれだけ食べたかを確認しウンチを袋に入れて保存してください。病院に行く際に重要な情報になります。

病院に行く

中毒の兆候が見られた場合、すぐに病院に行きましょう。専門家による診断と治療が必要です。

自己判断で処置をしない

自己判断での処置は危険です。食べてすぐに大したことないと感じても、1~2日後に急激に症状が悪化する場合もあります。誤飲をしてしまった場合は常に体調の変化を観察しましょう。そして、必ず専門家に相談してください。

病院での処置

催吐処置

誤飲後1~2時間以内であれば獣医が催吐処置を行うことで、体内の毒物を早急に排出することができます。

対症療法

症状に応じた対症療法が行われます。例えば、点滴や薬剤の投与などです。

胃洗浄

必要に応じて、胃洗浄が行われることがあります。

いつ・何をどのくらいの量摂取してしまったのか確認しましょう

獣医に対して、摂取した物質と量、摂取した時間を正確に伝えることが重要です。

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犬が食べてはいけないものは手の届かない場所に保管しましょう

犬にとって危険な食べ物は多く存在します。愛犬の健康を守るために、食べさせてはいけないものをしっかりと把握し、万が一の中毒時には迅速に対応することが重要です。そして、必ず食べ物は犬に届かない場所で保管しましょう。常に犬に安全な食べ物を与え、健康を守りましょう。

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