「愛犬の健康を考えて、手作りご飯に挑戦してみたい!」と思っても、「栄養バランスは大丈夫?」「何を作ればいいの?」と不安になることも多いですよね。手作りドッグフードは、愛犬に合った食材を選べるメリットがある一方で、注意点もあります。本記事では、初心者向けに簡単なレシピを紹介しながら、栄養バランスや注意すべきポイントを詳しく解説します。
犬に手作りご飯を与えるメリットと注意点

手作りドッグフードを与えるメリット
栄養管理ができる
市販のドッグフードには決まった栄養が含まれていますが、愛犬の体調や年齢に合わせた細かい調整は難しいです。手作りご飯なら、愛犬に必要な栄養素を適切に調整でき、健康維持に役立ちます。
安全な食材を使用できる
市販のドッグフードには、添加物や保存料が含まれていることがあります。手作りなら、新鮮で安全な食材を使い、愛犬の体に優しい食事を用意できます。
アレルギー犬や持病への対応ができる
特定の食材にアレルギーがある犬や、消化器系が弱い犬にとって、市販のフードは合わないことがあります。手作りなら、愛犬の体質に合わせたメニューを作ることができます。
水分量を確保できる
市販のドライフードの水分量は10%ほどで少なく、水分不足になりがちです。手作りご飯は水分量の調節ができるため、お水をあまり飲まない犬の脱水対策の役割も果たしてくれます。また、水分量の多い食事は、腎臓の健康維持にも効果的です。
愛犬に手作りご飯を与えるときの注意点とは?
手作り犬ご飯で注意すべき栄養バランスの偏りや栄養不足・過剰摂取
愛犬の健康のためには、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含めることが重要です。偏りがあると、健康を損なう原因になるため、適切なレシピを参考にしましょう。
栄養のバランスが取れていない食事は、愛犬の健康を損なう可能性があります。手作りご飯を作ろうと思っている飼い主さまは適切な栄養素のバランスを学ぶことが必要です。
手作り犬ご飯にかかる時間と手間
手作りドッグフードは時間と手間がかかります。しかし、手作りご飯は与え続けることで効果を発揮するため、忙しい日常の中で継続するために効率的な調理方法を見つけることが必要です。
手作り犬ご飯に必要な栄養素とは?

手作り犬ご飯の1日の摂取量は?
愛犬の1日の食事量の目安
同じ犬種でも体格やライフスタイルは異なるので、愛犬に合ったフードの量を知ることが重要です。今回ご紹介するのは、あくまでも目安なので愛犬に合った食事量を調節しながら与えてください。
カロリー摂取量の計算方法
一日に必要なエネルギー量をDER(Daily Energy Requirement)、
活動量がほとんどない状態のエネルギー量をRER(Resting Energy Requirement)と呼びます。
給餌量は、以下の計算式で算出します。
RER=犬の体重(kg)×30+70
DER=RER×*係数
一日の給餌量=DER÷与えているフードのME(100g当たりのカロリー量)×100
*係数とは、犬一頭一頭の活動量に合わせて調整する数字のこと。
食事回数
また、食事回数の目安は、
~生後10週:4回
生後3か月~6か月:3回
それ以降:2回
を参考にしましょう。
痩せ気味の子や運動量の多い子で、一日の食事量を増やしたい場合などは、
食事回数を増やして一度の食事に与える量を減らすことで、お腹への負担を軽減します。
手作り犬ご飯の重要な栄養素
タンパク質
タンパク質は筋肉の維持や新陳代謝を支える重要な栄養素です。
また、成長期には必要な摂取カロリーも増えるため、摂るべきタンパク質の重量はグッと大きくなります。主なタンパク源として
・鶏肉
・豚肉
・馬肉
・鹿肉
などがあげられますが、タンパク源となるこれらの食材はアレルギー源となる可能性があるため、複数のタンパク源を使用するのではなく、一つのタンパク源からタンパク質を摂取することがオススメです。特に馬肉は低アレルギーの食材であるため、タンパク源としてオススメです。
野菜・果物
野菜や果物には食物繊維も多く含まれているため、腸内環境を整えて排便を促したり、必須栄養素の吸収にも役立ちます。しかし、犬は人と比べて食物繊維の消化が苦手なので、与え過ぎると軟便や下痢、または便秘の原因となるので注意してください。食事全体の20%以下を目安に与えましょう。
また、野菜や果物の中には犬が食べてはいけない食材もあるため、気をつけて食材選びをしましょう。
炭水化物
炭水化物はエネルギーとして重要な役割を持ちますが、本来、犬は穀類を消化することや炭水化物をエネルギーに変えることが苦手な動物だと言われています。そのため、炭水化物の過剰摂取でうんちが緩くなって体調を崩す可能性もあります。また、炭水化物を与え過ぎると肥満になりやすいので量に注意して与えましょう。さらに、大豆やトウモロコシ、小麦などの穀物は、食物アレルギーを起こしやすいと言われているため、慎重に与えてください。炭水化物は必ずしも必要な食材というわけではないので、お好みで与えるようにしてください。
犬に与えてはいけない食材と留意すべき点

避けるべき食品リスト
手作り犬ご飯の食材選びは慎重に行ってください。
以下の食材などは与えないように注意してください。
・チョコレート
・ココア
・ブドウ、レーズン
・柑橘類
・魚介類(イカ・タコ・カニ・エビ・貝類)
・ねぎ類
・キシリトール
・アボカド
・カフェイン
・アルコール
犬によって、アレルギーや体に合わない食べ物は異なります。
気になる症状が出たらすぐに獣医師を受診してください。
犬に与えてはいけない食べ物ついて詳しく知りたい方はこちら
味付け方法と塩分量の注意点
人間用の味付けは塩分が多すぎるため、犬用の手作りご飯は基本的に味付けなしが理想です。
アレルギーや消化トラブルの兆候に気をつけよう
新しい食材を与える際は、少量から試し、嘔吐や下痢、かゆみなどの異常がないか確認しましょう。
やけどに注意!
調理後の食事は、人肌程度に冷ましてから与えましょう。熱いままでは口内を傷つける危険があります。
初心者向け!手軽で簡単な犬の手作りごはんレシピ

ディアラの商品で作る簡単な手作りご飯レシピ
今回は、ディアラの“馬肉パーフェクト“とディアラの人気トッピング“醗酵フルーツ&ベジタブル“を使用した簡単アイデアをご紹介します!
ディアラの“馬肉パーフェクト“は、全体食の考え方を取り入れ、馬肉のミンチに新鮮な内臓類(ハツ、レバー、肺、脾臓、腎臓、軟骨)と髄を含んだ生骨のミンチをバランスよくミックスした総合栄養食です。体作りに大切な栄養成分であるアミノ酸バランスに優れ、カルシウムやビタミン、ミネラルも豊富な馬肉製品です。
加えて、ディアラの“醗酵フルーツ&ベジタブル“は、季節ごとの様々な野菜と果物を醗酵させた栄養たっぷりのトッピング商品です。生肉だけでは補えないビタミンや食物繊維を摂ることができます。生肉の5~10%ほどを目安によく混ぜてお使いください。
さらに、もっと手軽に栄養満点のご飯を与えたいという方にオススメなのが “馬肉パーフェクトプラス“です!
全体食の考え方を取り入れ、馬肉のミンチに新鮮な内臓類と生骨のミンチをバランスよくミックスした“馬肉パーフェクト“に食物繊維となる海藻粉、タンパク質分解を促す醗酵フルーツや野菜などをプラスしました。体作りに大切な栄養成分であるアミノ酸バランスに優れ、カルシウムやビタミン、ミネラルも豊富な究極の総合栄養食です。こちらの商品ひとつで犬に必要な栄養素がすべて詰まっているので、トッピングなしでご使用いただけます。
お客様の声
【50代 女性】 体調が良い
白いトイプードル3歳です。カリカリフードはあまり食べず、食の悩みが尽きず色々なフードを試しました。
以前は涙やけもあり、獣医師にはフードも関係あるかも。と言われ、それからたまたま通りかったお店がディアラ。これなら!と思い馬肉パーフェクトプラスを食べ始めて一年以上に。
今は毎日よく食べて体調も良く、涙やけはなくなりました。これからも、切らさず、馬肉パーフェクトプラスを続けようと思います。
ドライフードに合うトッピングアイデア
市販のドライフードだけでは心配という方には、ディアラの“馬肉ミンチ“をトッピングしてあげることで、馬赤身肉の上質なタンパク質やミネラルを補給することができます。市販のドライフードにも様々な栄養素が豊富に含まれているため、過剰摂取にならないようにトッピングは低カロリーなものを選ぶことをオススメします。

お客様の声
【40代 女性】 偏食、アレルギーの犬にも
我が家の1.7kgのトイプードルは偏食、アレルギー持ち、ドライフード嫌いと食に全く興味がなく、気が乗らないと1日食べない時もあったのですが、馬肉ミンチ(肉のみタイプ)をトッピングしてからはよく食べてくれるようになり、馬肉のみをミンチにしているのでアレルギーも出てません。
【まとめ】簡単レシピで犬のご飯を手作りして健康的に楽しく過ごしましょう!

手作りドッグフードは、愛犬の健康維持に役立ち、食事の時間をもっと楽しくする方法のひとつです。初心者でも挑戦しやすいレシピから始めて、愛犬の好みに合わせてアレンジを加えながら、無理なく続けることが大切です。ぜひ、愛犬にぴったりの手作りご飯を見つけてください!
監修・運営者情報
監修・運営者 | 株式会社ディアラ |
お問い合わせ | tel: 046-836-0829 e-mail: petfoodfactory@diara-plus.com |
WEBサイト | https://petfoodfactory.diara-plus.com/ |
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