ドッグフードに含まれる添加物は犬に危険?無添加フード専門店が解説

コラム

ドッグフードに含まれる添加物は、犬にとって本当に危険なのでしょうか?

本記事では、ドッグフードに含まれる主な添加物の種類やその影響を分かりやすく解説します。 安全な無添加ドッグフードについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

ドッグフードの主な成分

動物性たんぱく質

ドッグフードの主な成分の一つが動物性たんぱく質です。動物性たんぱく質は、犬の健康維持に必要な必須アミノ酸を豊富に含んでいます。必須アミノ酸は、犬の体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。

動物性たんぱく質の供給源としては、肉類、魚類、卵などがあります。ドッグフードに使用される肉類は、鶏肉、牛肉、豚肉などが多く、魚類は主にサーモンやタラなどが使用されています。

穀物類(炭水化物)

ドッグフードの主な成分である穀物類は、犬にとって十分なエネルギー源となります。穀物類は、主に米やトウモロコシ、小麦などが使用されています。しかし、犬は穀物を消化するのが苦手な動物だと言われているため、無理に炭水化物からカロリーを補給する必要はありません。

また、穀物の中には消化しにくいものや、アレルギーを起こす可能性のあるものもあります。

炭水化物を与えたい場合には、犬の健康を考えて、できるだけ消化しやすく、アレルギーを起こす可能性の低いものを選びましょう。

野菜

ドッグフードに含まれる野菜は、主に栄養価を高める目的で使用されています。野菜は、食物繊維により腸内環境を整え、犬の健康を維持します。

ただし、犬の健康状態やアレルギーによって、特定の野菜を避けた方がいい場合もあります。一部の野菜は犬に有害であるため、与える際には注意が必要です。例えば、玉ねぎやにんにくは犬にとって有害です。ドッグフードを選ぶ際には、原材料表示を確認し、愛犬に適したものを与えるようにしましょう。

油分

ドッグフードの油分は、犬のエネルギー源として使用されていますが、摂り過ぎは肥満や健康問題を引き起こす可能性があります。

ドッグフードの油分に含まれる栄養素には、必須脂肪酸、ビタミンE、ビタミンAなどがあります。必須脂肪酸はオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸など、犬の体内で合成できないので食事から摂取する必要があります。抗酸化作用を持つビタミンEは、細胞を酸化から守り、健康維持に役立ちます。ビタミンAは視力維持や免疫力を高める効果のあるビタミンAも含まれています。

しかし、油分はエネルギーが高い栄養素のため、摂り過ぎると肥満になりやすくなります。また、膵臓に負担がかかり、膵炎になるリスクが高まります。

添加物

ドッグフードに含まれる添加物は、味や風味を良くしたり、見た目を美しくしたり、保存性を高めたりする役割を果たしています。
しかし、ドッグフードに含まれる添加物の中には犬の健康に悪影響を及ぼす可能性のある添加物も存在します。

愛犬の健康を第一に考えるなら、無添加ドッグフードを選ぶことおすすめします。

ドッグフードに含まれる犬に危険な添加物の種類とその影響

着色料

着色料は、ドッグフードに色を付け、見た目の鮮やかさや食欲を刺激するために添加されるものです。 一見すると、カラフルで購買意欲をそそられそうにも思えますが、着色料自体は、決してわんちゃんの体にとって良いものではなく、ガンなどさまざまな健康トラブルの原因にもなりうる危険性を含んだものです。

着色料の危険性

犬の体に負担をかける:
着色料は犬の体に無用な負担をかけ、肝臓や腎臓に悪影響を及ぼす恐れがあります。

アレルギー反応を引き起こす:
一部の着色料はアレルギー反応を引き起こし、皮膚の痒み、発疹、下痢などを引き起こす可能性があります。

着色料の種類

着色料は天然由来のものと人工由来のものに分けることができます。

天然由来の着色料

  • クチナシ
  • アントシアニン
  • ルテイン

人工由来の着色料】

  • 赤色40号
  • 黄色5号
  • 青色1号

人工由来の着色料は天然由来のものよりも体に負担をかけやすく、アレルギー反応を起こしやすい傾向があります

着色料は犬にとって必ずしも必要なものではありません。

保存料(酸化防止剤)

ドッグフードには、酸化を防ぐために保存料が添加されていることがありますが、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。3つの一般的な保存料、エトキシキン、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)について詳しく見ていきましょう。

エトキシキン

エトキシキンは、ドッグフードに含まれる可能性のある酸化防止剤です。

エトキシキンは、米国食品医薬品局(FDA)によってドッグフードの酸化防止剤として使用が承認されており、安価でかつ強力な抗酸化作用をもつため、特に、安価な外国製のドッグフードでは、よく使用されています。
しかし、欧州連合(EU)では禁止されています。また、エトキシキンがドッグフードに含まれている場合は、製品のラベルに記載する必要があります。

ブチルヒドロキシアニソール(BHA)

BHAは、酸化を防ぎ、ドッグフードの品質を維持するために使用されます。しかし、動物実験では、発がん性や催奇形性などの健康への悪影響が報告されています。また、アレルギーや皮膚炎を引き起こす可能性も指摘されています。

そのため、欧州ではBHAの使用が禁止されており、日本でもその使用量は規制されています。しかし、BHAは依然として多くのドッグフードに使用されており、飼い主にとっては不安材料となっています。

ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)

ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)は、食品や化粧品によく使用される合成酸化防止剤です。

いくつかの研究では、BHTを大量に摂取した動物において、肝臓や腎臓に悪影響を及ぼしたことが報告されています。また、BHTは内分泌かく乱作用を持つ可能性があり、ホルモンバランスに影響を与える可能性も指摘されています。

BHTは、食品添加物として認められていますが、その安全性については懸念が残ります。

甘味料

甘味料は、主にわんちゃんの食いつきを良くするために使用されています。天然由来の成分ならばよいのですが、中には、健康のことを考えるとあまり好ましくない人工の甘味料が使用されている場合もあります。

キシリトール

キシリトールは、白樺や樫の木から抽出される天然甘味料であり、近年ではドッグフードや歯磨きガムなどの甘味料としても使用されています。しかし、キシリトールは犬にとって非常に危険な物質であり、少量の摂取でも深刻な中毒症状を引き起こす可能性があります。

犬がキシリトールを摂取すると、インスリンが大量に分泌され、血糖値が急激に低下します。この急激な血糖値の低下は、震え、嘔吐、脱力感などの症状を引き起こし、最悪の場合には死に至ることもあります。さらに、キシリトールは肝臓にダメージを与え、肝不全を引き起こす可能性もあります。

ドッグフードを与える前に、必ず原材料を確認し、キシリトールが含まれていないものを選ぶようにしましょう。

グリシリジン・アンモニエート

グリシリジン・アンモニエートは甘味料としてドッグフードに使用されることがありますが、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

グリシリジン・アンモニエートは犬の体内でコルチゾールというホルモンの分泌を抑制します。コルチゾールはストレスに対処するために重要な役割を果たすホルモンです。グリシリジン・アンモニエートを摂取した犬は、コルチゾールの分泌が抑制されるため、ストレスに対処する能力が低下します。

また、グリシリジン・アンモニエートは犬の腎臓にも悪影響を及ぼす可能性があります。グリシリジン・アンモニエートは腎臓の機能を低下させる可能性があり、腎臓病を引き起こす可能性があります。

コーンシロップ

コーンシロップは、コーンスターチから作られた甘味料です。安価で使いやすいことから、多くのドッグフードに添加されています。しかし、コーンシロップは高カロリーで栄養価が低く、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

過剰なコーンシロップの摂取は、肥満、糖尿病、心臓病などのリスクを高めます。また、コーンシロップには、犬にとって有害な添加物が含まれている場合もあります。

ビートパルプ

ビートパルプは、サトウダイコンから砂糖を抽出した後に残る繊維質です。

ビートパルプには、食物繊維が多く含まれているため、消化を促進する効果があるとされています。また、低カロリーで、満腹感を得られるため、肥満気味の犬のダイエット食としても用いられます。

しかし、ビートパルプには、シュウ酸が多く含まれていることも指摘されています。シュウ酸は、犬の体内で結石を作る原因となるため、大量に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

さらに、ビートパルプは消化されにくいため、お腹が弱い犬の場合、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。

オススメの無添加ドッグフード

無添加ドッグフードは、着色料や人工保存料などの添加物を一切使用していないフードです。添加物は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、無添加フードを選ぶことは愛犬の健康を守るために重要です。

無添加フードを選ぶ際に注意したいポイントは次の通りです。

原材料: 良質の肉や魚、野菜などを含んでいるか。
栄養バランス: 犬に必要な栄養素がバランスよく含まれているか。
安全性: 安全性の高い原材料を使用しているか。

近年、様々な無添加ドッグフードが販売されています。愛犬に合ったフードを選ぶには、上記のポイントを参考に各商品の情報を確認することが大切です。

無添加フード専門店では、愛犬に最適な無添加フードの選び方について専門家が相談に乗ってくれます。愛犬の健康を第一に考えるなら、無添加フード専門店を利用してみることをオススメします。

無添加ドッグフード

ディアラ 馬肉パーフェクトプラス

馬肉パーフェクトプラス“は全体食の考え方を取り入れ、馬肉のミンチに新鮮な内臓類と生骨のミンチをバランスよくミックスした「馬肉パーフェクト」に食物繊維となる海藻粉、タンパク質分解を促す醗酵フルーツや野菜などをプラス。体作りに大切な栄養成分であるアミノ酸バランスに優れ、カルシウムやビタミン、ミネラルも豊富な究極のローフードです。
「抜群の栄養を持つ馬肉を生で摂取し食物繊維と酵素で効果的に消化する」という理想的な食事をこの製品のみで達成することができます。

ディアラ 馬肉パーフェクト

馬肉パーフェクト“は全体食の考え方を取り入れ、馬肉のミンチに新鮮な内臓類(ハツ、レバー、肺、脾臓、腎臓、軟骨)と髄を含んだ生骨のミンチをバランスよくミックスしました。

無添加おやつ

ディアラ 馬肉パーフェクトプラス スティック

ドライ馬肉パーフェクトに食物繊維として海藻粉等を混ぜたドライトリーツです。
ミンチしてから乾燥させているため、カリカリ食感で犬が喜ぶディアラの定番おやつです。

ディアラ 馬肉スライス スティック

赤身馬肉をスライスしそのまま低温乾燥させた贅沢なドライトリーツです。
スライスなので、割いて与えることができますし、嗜好性が抜群!
小型犬から大型犬まで幅広く与えることができます。

【まとめ】無添加ドッグフードで犬の安全と健康を守りましょう

添加物は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、無添加ドッグフードは犬の健康を守るために最適な選択肢と言えるでしょう。

愛犬の健康を守るために、無添加ドッグフードを検討してみてはいかがでしょうか。

ディアラ ショップ情報

ディアラ 横須賀本店(@diara_yokosuka)
ディアラ 横浜元町店(@diara_yokohama.motomachi)
ディアラ 南町田店(@d.a.r_2019)
ディアラ 名古屋店(@rock_diara)


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監修・運営者情報

監修・運営者株式会社ディアラ
お問い合わせtel: 046-836-0829
e-mail: petfoodfactory@diara-plus.com 
WEBサイトhttps://petfoodfactory.diara-plus.com/

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